当社特徴
ABOUT
当社は、ステンレス材料に特化した60年の実績があるステンレススプリング専門メーカーであり、現在主流のコイルドウェーブスプリングをはじめ、従来のコイルスプリングまで多くの製品を取り扱いしております。自動車用途のスプリング量産技術から培った荷重特性については、他社にはない安定性を誇り、弊社の技術、製品は世界のお客様に支持されております。自動車メカニカルシール用スプリングは世界トップシェアです。
量産に強い~自動車用途向け月産500万個生産、他社を圧倒する工程能力~
当社の生産能力を支えているのが独自の生産技術力です。当社では、お客様の高精度、高品質のご要求に対応するために、市販の設備をそのまま使用するのではなく、ハード、ソフト両面において独自のカスタマイズを全ての設備において行っております。そのノウハウを最大限に生かすことで、他社に比べ圧倒的に安定したバネ特性を実現しております。
試作対応力に強い~24時間以内の返信、平均3日での解決策提案~
当社の生産能力を支えているのが独自の生産技術力です。当社では、お客様の高精度、高品質のご要求に対応するために、市販の設備をそのまま使用するのではなく、ハード、ソフト両面において独自のカスタマイズを全ての設備において行っております。そのノウハウを最大限に生かすことで、他社に比べ圧倒的に安定したバネ特性を実現しております。
※1)弊社ホームページの弊社保有の既存材を参照願います
豊富なラインナップ~スプリングに関する豊富な知識~
当社は現在主流のコイルドウェーブスプリングから従来のコイルスプリングまで扱う圧縮スプリング総合メーカーとしてこれまで多くの試作、量産実績があり、それぞれの種類、形状による特徴を熟知しております。お客様の要望にベストマッチするご提案を可能としております。
スプリング種類による特徴
コイルスプリング | ウェーブスプリング | |
---|---|---|
軽量化 | × | ○ |
省スペース化※小たわみ | × | ○ |
サイドフォース | △ | ○ |
動的な使用方法※変化量が大きい場合 | ○ | × |
バネ定数(強さ)の自由度 | ○ | △ |
計量化・省スペース化
コイルドウェーブスプリングは薄くて幅の狭い材料で大きなバネ定数を発生できるため、計量化が可能になります。バネ定数を大きくすることにより小たわみで高荷重を発生させることができ、省スペース化が可能になります。
サイドフォース
コイルドウェーブスプリングは、コイルスプリングと異なり加圧中の中心軸ズレが小さい為、軸方向に垂直なラジアル方向の余分な力を低減できます。
動的な使用方法
コイルスプリングは比較的バネ定数が小さく、大きなたわみ量が必要となる為、変化量の大きい動的な使用に適しております。一方でバネ定数が大きいコイルドウェーブスプリングは荷重の変動が大きくなるような動的な使用には向いておりません。また、山どうしの接触があるため、摩擦の影響を考慮する必要があります。
バネ定数の自由度
コイルスプリングは線径の他、有効巻数でバネ定数を調整することが可能です。一方コイルドウェーブスプリングの場合は、材料サイズによってほぼ決定し、さらに実測値と計算値に乖離が発生します。一般的にたわみ初期は計算値よりもバネ定数が小さく、ある地点で大きくなります。この点は変曲点と呼ばれ、形状によりますがたわみの50%前後で現れます。このような特徴がある為、仕様の最終確定にあたり試作での検証が必須となります。なお使用推奨領域はコイルドウェーブスプリング、コイルスプリング共に全たわみの20%から80%での使用が安定しております。
充実した試験設備
当社は様々なサイズのバネ専用荷重試験機、疲労試験機を所有しております。
荷重試験機
5000Nまでの様々な荷重を高精度で測定可能なバネ専用荷重試験機を7台所有しております。垂直荷重以外にも水平荷重(サイドフォース)も測定できる設備を保有しております。
疲労試験機
最大荷重5000N測定可能な疲労試験機を所有しております。社内にて疲労性能を把握することが可能です。
特殊材にも対応~希少な特殊材をラインアップ~
当社では、お客様のご要望により、ステンレス以外にも
ハステロイ、インコネル、チタン等の特殊材に対応致します。
高い製品管理能力~お客様のニーズに合わせたオリジナル生産管理システム導入~
当社の生産管理システムは全て自社開発しております。本システムにより、図番、材質、線径、形状の管理から材料、製造プロセスのトレーサビリティはもちろんのこと、生産管理、お客様に必要な最適在庫量まで細かく管理、モニタを可能としております。また、ほぼすべてのプロセスがバーコード管理となっており、人的ミスを最小限に抑えるシステムを構築しております。